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片沼ほとり

自分らしさを失わず、プロ基準まで作品を磨く創作指導

片沼ほとりラノベ作家
公開 2026/08/25読了 約5分
自分らしさを失わず、プロ基準まで作品を磨く創作指導

こんにちは、ライトノベル作家の片沼ほとりです。

僕は自分の作品を書くかたわら、プロを目指す作家志望者のための講座と創作コミュニティを運営しています。

このページでは、僕がなぜ教えているのか、何を教えているのか、どこで学べるのかをご紹介します。

実績——3つの新人賞と、教え子の受賞

まずは、僕自身の実績から。

僕は集英社・ストレートエッジ・オーバーラップの3つのライトノベル新人賞を受賞し、受賞作を3シリーズ刊行しています。

書影:なりすまし聖女様の人生逆転計画 第1巻
なりすまし聖女様の人生逆転計画第1巻
ダッシュエックス文庫

軍隊に所属する女戦士・アリシアは、他の軍人たちから差別的な扱いを受けていた。孤児出身にもかかわらず、軍でもトップレベルの魔力を持っていたからだ。 ある日の戦場で、上官の嫌がらせで単騎出陣を命じられたアリシアは、敵の待ち伏せにより危機に陥るが…

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第12回 集英社ライトノベル新人賞IP小説部門#1 入選(冒頭20ページのみの原稿で審査される賞)

書影:俺にだけ小悪魔な後輩は現実でも可愛いが、夢の中ではもっと可愛い 第1巻
俺にだけ小悪魔な後輩は現実でも可愛いが、夢の中ではもっと可愛い第1巻
電撃文庫

堅物で嫌われ者な生徒会長の慧吾。スター俳優を両親に持ち、品行方正で人気者な後輩役員の千春。両片思いな二人はお互い、まさか相手が自分を好きだとは夢にも思っておらず、距離を縮められないでいた。 そんな二人はある日、縁結びの神社で一対の御守りを買…

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第1回 ストレートエッジプロットコンテスト 入選(原稿なしのプロットのみで審査される賞)

書影:俺は学園頭脳バトルの演出家! 第1巻
俺は学園頭脳バトルの演出家!第1巻
オーバーラップ文庫

ゲームによる決闘ですべてが決まる帝王学園。裏社会からやってきた最強の転校生・霧谷透。その銀髪ロシア人メイド・ソフィー、彼の幼馴染である学年最強のお嬢様・西園寺桃華。 ――エリート育成のため人知れず運営されていた学園は、それはもう見事なほどに…

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第11回 オーバーラップ文庫大賞 銀賞(原稿一冊分で審査されるスタンダードな賞)

ご覧のとおり、この3つの賞は、応募形式もジャンル(女性主人公ファンタジー・ラブコメ・頭脳バトル)も、すべて異なります。

一貫した理論で、条件の異なる賞を3回。

新人賞の獲り方については、どの作家にも負けないくらい考え、言語化してきた自負があります。

そして2026年4月には、コミュニティメンバーの沖田ねてるさんが、第22回講談社ラノベ文庫新人賞を受賞。

僕の理論が、僕以外の作家でも再現できることを証明してくれました。

27作目で講談社ラノベ文庫新人賞——沖田ねてるさんに、4年の停滞期と3つの転機を聞く
公開日インタビュー8
27作目で講談社ラノベ文庫新人賞——沖田ねてるさんに、4年の停滞期と3つの転機を聞く

創作コミュニティ「ライトノベル梁山泊」のメンバー・沖田ねてるさんが、第22回講談社ラノベ文庫新人賞で佳作を受賞。執筆6年、27作目で受賞に至るまでの4年間の停滞期と、それを抜け出すきっかけになった3つの転機を伺いました。

……と、景気のいい話を並べてきましたが。

「そもそもなぜ、現役の作家がわざわざ教える側に回っているのか?」

そう不思議に思う方もいるはずなので、その理由からお話しします。

なぜ現役の作家が教えているのか

僕は、天才タイプの作家ではありません。

作家を志したのは大学2年生のとき。
それまで小説を書いた経験はゼロで、読んだことのあるラノベも3シリーズだけでした。

最初の作品は、真っ白なWordファイルに向かって、2000字で止まりました。

そこから指南書を読み込み、受賞作を分析し、自分なりに仮説検証を繰り返す日々が始まります。

それでも、1作目から4作目までは、すべて落選。

「前はきっとここが悪かった、次はこうしよう」と考え抜いて書いているのに、前の自分の結果すら超えられない。

「もっと早く、何かを変えられていたら」——後から振り返れば、そう思わずにいられない時期でした。

転機は、プロ作家のいる有料の創作コミュニティに飛び込んだことでした。

プロたちの議論に触れて考え方が一変し、その後に書いた5・6・7作目が、冒頭に挙げた3つの受賞作になりました。

この経験から得た教訓は、「創作は、プロに学んだ方が圧倒的に早い」――これに尽きます。

ただ、僕自身は受賞までに2年半かかり、講座や指南書に30万円以上を費やしました。

「もっと適切な講座や環境があれば、こんなに遠回りせずに済んだんじゃないか?」

この悔しさが原点です。

アマチュア時代の僕が欲しかった環境を、いま目指す人のために用意する。

それが、僕の創作指導の動機のすべてです。

(作家になるまでの詳しい経緯はプロフィールに書いています)

教えているのは、「受賞する理由」を設計する技術

小説の面白さに、絶対の正解はありません。

ですが「新人賞」という形式と「商業出版」という目的が定まれば、そこにはセオリーが生まれます。

審査員である編集者が「この作品のここが面白い」と言語化できること。

編集会議で「こういう読者に届く作品です」と企画を通せること。

応募作が世に出るにはそうした"受賞する理由"が必要で、これはセンスや才能ではなく、作品の設計によって生み出せます。

僕が教えているのは、この設計の技術です。

実際、僕の受賞作3つはジャンルがバラバラですが、どれも同じ理論の上に、そのとき書きたいものを乗せて作りました。

学びの入り口:無料セミナー「作品設計ブートキャンプ」

僕の指導の入り口は、無料のオンラインセミナー「作品設計ブートキャンプ」です。

僕の作品設計理論の中でも「ここが一番クリティカルだった」と最も多くの教え子に言われる部分を、1時間の動画に凝縮しました。

セミナーで学べること

  • 新人賞を受賞できるかを決める、作品の最も重要な要素
  • 作品を読むとき、審査員(編集者)は何を考えているのか
  • 優れた作品を設計するための方程式
  • 「受賞する理由」を言語化するための文章テンプレート

創作の指導は、指導者との相性が本当に大事です。

まずはこの動画で、プロになるための作品の設計図と、片沼ほとりの指導が自分に合うかどうかを確かめてみてください。

プロ作家になるための作品設計ブートキャンプ

指導の本体:創作コミュニティ「ライトノベル梁山泊」

セミナーを観て「より本気でプロを目指したい」「自分の作品にフィードバックを受けたい」と思った方には、Discord上の創作コミュニティ「ライトノベル梁山泊」をご案内しています。

週1回以上のオンラインイベントで、メンバーのアイデア・企画書・プロット・原稿に、僕が直接フィードバックしています。

一つの作品を、アイデアから新人賞への応募まで、段階を追って見届ける。それが梁山泊のやり方です。

  • 21時間の体系講座「ライトノベルの方程式」:ラノベ新人賞に特化した知識を一気通貫で学べる動画講座
  • 片沼ほとりからの直接フィードバック:週1回以上のオンラインイベントで、作品の各段階を判定つきで見届ける
  • 蓄積する集合知:すべてのイベントが資料・動画・議事録で蓄積され、過去のフィードバックにもアクセス可能

冒頭で紹介した受賞者の沖田ねてるさんも、この環境で一緒に作品を磨いてきた方です。

追伸:まだ迷っている方へ

「いきなりセミナーを観るのはちょっと……」という方のために、無料で読めるものも置いておきます。

ラノベ作家を目指し始めたばかりの方は、まずこちらのロードマップ記事をどうぞ。
プロになるまでの道のりの全体像がわかります。

ラノベ作家になるには? 新人賞を3つ受賞した現役作家が2つの道と選び方を解説
公開日業界理解3
ラノベ作家になるには? 新人賞を3つ受賞した現役作家が2つの道と選び方を解説

ラノベ作家になるには、出版社の新人賞とWeb小説投稿サイトという2つの道があります。新人賞を3つ受賞した現役ラノベ作家が、それぞれの仕組みと違い、自分に合った道の選び方を解説します。

Xでは、梁山泊でのアドバイスから生まれた創作Tipsを毎晩投稿しています。

これは物語創作の裏技ですが、主人公が負けるときは「能力の低さ」ではなく「情報量の差」のせいにするとストレスが減ります。

物語の都合上、主人公の敗北が必要なこともあるでしょう。
ですが読者は主人公に感情移入し、主人公の能力に期待を預けて読んでいます。
だから能力で負けると「この主人公、大したことないのでは」と評価が下がって、応援する気持ちが切れてしまいます。

相手のほうが情報を握っていたから負けたのは仕方ない、という形なら能力への信頼は傷つきません。
それどころか「情報さえ揃えば勝てる」という次への期待にすら変わります。

もちろん、確認すれば分かることを怠った、のような単純なミスは情報の差では免罪されません。
敗北の理由は「その時点の主人公には知りようがなかったこと」に置いてください。

試してみてね。
これは物語創作の裏技ですが、良い作品はキャラの過去を「作者が出したいタイミング」ではなく「読者が知りたくなった瞬間」に開示しています。

読者がキャラの過去を知りたくなるのは、そのキャラが躓いたときです。
これは物語創作の裏技ですが、エピソードが思いつかないときは、アイデアを探すのをやめて「このシーンが果たすべき役割」を先に決めましょう。

手が止まっているとき、頭の中は「何か面白いことを思いつかなければ」と白紙を眺めている状態です。無限の選択肢から探そうとしているので、いつまで待っても候補が出てきません。
ところが「ここで必要なのは主人公が仲間を信じ始めるエピソードだ」などと役割をひとつ決めた瞬間、条件を満たす出来事が浮かび始めます。

制限を作ることでむしろ発想が広がります。
手が止まったら、シーンが物語の中で何を果たすべきかを一行書き出してみてください。

試してみてね。

こんな調子で毎日つぶやいていますので、よければフォローしてやってください。

それではまた。

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片沼ほとり

ライトノベル作家・創作指導者。現役ラノベ作家として活動しながら、ラノベ新人賞を3つ受賞した経験を活かし、アマチュア作家向けの講座やコミュニティを運営。教え子からはプロも輩出している。