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【2026年最新】ファンタジア大賞の傾向と対策|大賞が出やすい最古の賞

【2026年最新】ファンタジア大賞の傾向と対策|大賞が出やすい最古の賞

片沼ほとり

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(今日)
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どうも、ライトノベル作家の片沼ほとりです。

本ページでは、ファンタジア大賞の応募要項・選考データ・受賞作をまとめ、そして受賞しやすい作品の傾向を、プロ作家目線で解説します。

公式サイトには各期の通過作の一覧がありますが、回ごとの通過率や受賞作の傾向は見えづらかったので、応募の判断に必要な情報を一ページに整理しました。

本ページの特徴は以下です。

  • 選考の段階ごとの通過率を図と表で見られる
  • 第35〜39回の受賞作の表紙を回ごとに並べている
  • 新人賞を受賞したプロ作家の目で、受賞しやすい作品の傾向を解説している

僕自身、新人賞を3つ受賞してデビューしました。

ファンタジア大賞に応募するかどうか、どう準備するかの参考にしてみてください。

他の賞と比べたい方は以下の記事もどうぞ。

公開日更新日新人賞攻略
【2026年最新】ラノベ新人賞一覧|男性向けライトノベル新人賞まとめ

男性向けライトノベル新人賞を一覧にまとめ、応募を検討するための情報を過不足なく整理。新人賞を受賞しデビューしたプロ作家によるワンポイントアドバイスつき。情報は随時更新します。

第40回ファンタジア大賞の応募要項

項目内容
締切2026年8月31日(前期)(締切済み)
2027年2月28日(後期)
応募方法会員のマイページから投稿(txt のみ。紙は不可)
会員登録なしのゲスト投稿も可(評価シートなし)
規定40×16:200〜270枚
(40×32換算:100〜135枚)
賞金大賞:300万円
金賞:50万円
銀賞:30万円
入選:10万円
評価シート一次選考通過作以上(10段階の評価シートをマイページで公開)
応募資格プロ・アマ不問
応募数984(第39回、前期496・後期488)
結果発表1次通過:前期は例年10月20日頃、後期は例年4月20日頃(第35〜39回の実績から推定)
受賞作発表:例年9月下旬

出典:公式の要項/確認日 2026-10-19

ファンタジア大賞は、締切が前期と後期の年2回用意されている公募です。
各期の選考で最終選考に進んだ作品は、「入選」となります。

前期と後期の入選作を合わせた最終選考で、大賞・金賞・銀賞が決まる仕組みです。
受賞しなかった入選作にも賞金10万円が出ます。

※記載しているのは2026年10月19日時点の情報です。

数字で見るファンタジア大賞の難易度

電撃小説大賞(第33回) 5,088 MF文庫Jライトノベル新人賞(第22回) 2,260 小学館ライトノベル大賞(第21回) 1,748 GA文庫大賞(第18回) 1,530 ファンタジア大賞(第39回) 984 オーバーラップ文庫大賞(第13回) 659 集英社ライトノベル新人賞(第14回・王道部門) 651 講談社ラノベ文庫新人賞(第23回) 348 HJ小説大賞(第6回中期・未発表新作部門) 326

出典:各賞の公式/確認日 2026-10-18

※HJ小説大賞は第6回中期だけの応募数です。

ファンタジア大賞は最も歴史の古い新人賞です。
第一回受賞作の『スレイヤーズ』は空前の大ヒットとなり、脈々とヒット作を輩出し続けています。
第39回の応募総数は984作(前期496・後期488)でした。

応募(第39回) 984 1次通過 238(24.2%) 2次通過 80(8.1%) 3次通過 18(1.8%) 入選 4(0.41%)

率は応募総数に対する割合(公式の数から計算)。出典:ファンタジア大賞の各回の発表(第39回・第38回・第37回・第36回・第35回・第34回)/確認日 2026-10-19

回応募1次2次3次入選受賞
第39回984238
24.2%
80
8.1%
18
1.8%
4
0.41%
3作
0.30%
第38回979218
22.3%
74
7.6%
13
1.3%
5
0.51%
5作
0.51%
第37回1,046247
23.6%
83
7.9%
15
1.4%
6
0.57%
4作
0.38%
第36回1,086268
24.7%
85
7.8%
17
1.6%
6
0.55%
6作
0.55%
第35回1,187314
26.5%
84
7.1%
15
1.3%
6
0.51%
5作
0.42%
第34回1,179275
23.3%
86
7.3%
18
1.5%
6
0.51%
4作
0.34%

率は応募総数に対する割合(公式の数から計算)。出典:ファンタジア大賞の各回の発表(第39回・第38回・第37回・第36回・第35回・第34回)/確認日 2026-10-19

データから分かること

第34〜39回の1次選考通過率は、応募の22.3〜26.5%でおよそ4作に1作です。
そこから選考が進むと大きく絞り込まれ、3次通過(公式の四次進出)の段階で応募の1.3〜1.8%まで減ります。

一方で、入選した作品の多くが受賞に至っています。
第34〜39回の入選33作のうち、27作が受賞を果たしています。
受賞には、特別賞だけを受けた作品も含みます。

1次を通れば、評価シートで力を測れる

ファンタジア大賞では、1次選考を通過した作品に10段階の評価シートがマイページで届きます。
会員投稿で応募した作品が対象です。

1次選考の通過率は約4分の1で、通れば評価シートで作品の現在地を確かめられます。

受賞作から見るファンタジア大賞の傾向

第35回から第39回までの受賞作を、回ごとに並べました。

出典:ファンタジア大賞の公式サイトの各回の結果ページ(第39回・第38回・第37回・第36回・第35回)。コミカライズ・アニメ化・ドラマ化の印は出版社や作品の公式サイトで確認/確認日 2026-10-19

大賞が出やすい

第35〜38回は4回続けて大賞が出ている実績があります。
第39回は大賞が出ませんでした。

第26〜39回の14回のうち、11回で大賞が出ています。

大賞を狙うなら、この大賞の出しやすさがファンタジア大賞に出す理由になると言えます。

ライトノベルにない切り口でも大賞を取れる

大賞には、ライトノベルにはない要素や切り口に挑みながらちゃんと面白く仕上げたものが選ばれている印象です。

変わり種の作品で大賞を狙うならファンタジア大賞が適している、と僕は見ています。

例として、第35回大賞の『VTuberのエンディング、買い取ります。』、第36回大賞の『夏目漱石ファンタジア』、第38回大賞の『幕末エルフ』が挙げられます。

落選したらどこへ回すか

ファンタジア大賞で落選してしまっても、他の公募に応募中でなければ再応募はほとんどの賞で規約上問題ないため、作品は捨てずに他の賞へ回すのがおすすめです。

ファンタジア大賞の結果発表は、1次選考の通過作が前期は例年10月20日頃、後期は例年4月20日頃に告知されます。
2次選考、3次選考、入選の発表は、そこから毎月20日頃に続いていきます。

落選が分かった時点で回せる、締切の近い賞の例は次のとおりですが、締切は例年の目安ですので、正確な締切は一覧記事でご確認ください(締切順)。

前期の1次で落選した場合:

  • GA文庫大賞(後期):11月30日
  • MF文庫Jライトノベル新人賞:12月31日

後期の1次で落選した場合:

  • オーバーラップ文庫大賞(第1ターン):6月30日
  • 小学館ライトノベル大賞:9月30日

他の新人賞の特徴やスケジュールは以下の記事にまとめています。

公開日更新日新人賞攻略
【2026年最新】ラノベ新人賞一覧|男性向けライトノベル新人賞まとめ

男性向けライトノベル新人賞を一覧にまとめ、応募を検討するための情報を過不足なく整理。新人賞を受賞しデビューしたプロ作家によるワンポイントアドバイスつき。情報は随時更新します。

まとめ

ファンタジア大賞は、ライトノベル新人賞の中で最も歴史が古く、大賞が出やすい賞です。

大賞作からは『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』(第26回)がアニメ化しています。
第33回大賞の『魔王2099』も、アニメ化が決まりました。
第37回では大賞作にコミカライズも確約されました。

腕に自信のある方はぜひチャレンジしてみてください。

ラノベ作家を目指す方へ

片沼ほとり

僕は新人賞を3つ受賞してプロ作家になりました。
こう言うと「最初から才能があったんじゃないの?」と思われそうですが、決して順風満帆ではありませんでした。

ラノベ新人賞に応募した1〜4作目はすべて落選。
自分なりに戦略を立てながら頑張っていましたが、創作のことを何も理解していなかったし、今思えば的外れな努力をしていたなと思います。

それでも、小説を読み、創作指南書で学び、新作を作り、プロに教わり、いろんな方法を試しながらプロを目指しました。

するとある日、「掴んだ」という感覚がありました。

そこから5,6,7作目が3連続で新人賞を受賞。プロデビューに至りました。

そんな経緯があって、「過去の僕のような人が遠回りしないですむ環境が必要だ」と思い立ち、アマチュア作家向けの創作指導を行っています。
講座を開き、コミュニティで何十人のアマチュアを密に指導し、プロも輩出しました。

そして今回、今までの経験から思う「何よりもまずこれを最初に学ぶべきだ」という要素を詰めこんだ無料セミナーを用意しました。
プロ作家を目指すなら、ぜひ一度観てみてください。

プロ作家になるための作品設計ブートキャンプ新人賞3連続受賞のラノベ作家が教える、「受賞する理由」を設計する創作術。

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この記事を書いた人

片沼ほとりのアイコン 片沼ほとり

ライトノベル作家・創作指導者。現役ラノベ作家として活動しながら、ラノベ新人賞を3つ受賞した経験を活かし、アマチュア作家向けの講座やコミュニティを運営。教え子からはプロも輩出している。

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