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片沼ほとり

僕の創作Tipsが毎日伸びる理由とポスト制作の全工程を公開します ~ラノベ作家が実践する、高品質な文章を書くためのAIフル活用術~

片沼ほとりラノベ作家
公開 2026/08/15読了 約9
僕の創作Tipsが毎日伸びる理由とポスト制作の全工程を公開します ~ラノベ作家が実践する、高品質な文章を書くためのAIフル活用術~
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どうも、ラノベ作家の片沼ほとりです。

最近Xで、長文の創作Tipsポストを毎日19時に投稿しており、伸びまくっています。

これは物語創作の裏技ですが、ちょっと無理がある設定や展開を出すときは「読者より先にキャラにツッコませる」のがコツです。

読者は「作者、無理があることに気づいてないのか…?」と思った瞬間に冷めます。
キャラが先に「漫画かよ」などとツッコむ、ただそれだけで、読者は「あ、作者もわかっててやってるのね。じゃあ呑み込もう」と安心して読み進められるわけです。

試してみてね。
これは物語創作の裏技ですが、エピソードが思いつかないときは、アイデアを探すのをやめて「このシーンが果たすべき役割」を先に決めましょう。

手が止まっているとき、頭の中は「何か面白いことを思いつかなければ」と白紙を眺めている状態です。無限の選択肢から探そうとしているので、いつまで待っても候補が出てきません。
ところが「ここで必要なのは主人公が仲間を信じ始めるエピソードだ」などと役割をひとつ決めた瞬間、条件を満たす出来事が浮かび始めます。

制限を作ることでむしろ発想が広がります。
手が止まったら、シーンが物語の中で何を果たすべきかを一行書き出してみてください。

試してみてね。
これは物語創作の裏技ですが、主人公が負けるときは「能力の低さ」ではなく「情報量の差」のせいにするとストレスが減ります。

物語の都合上、主人公の敗北が必要なこともあるでしょう。
ですが読者は主人公に感情移入し、主人公の能力に期待を預けて読んでいます。
だから能力で負けると「この主人公、大したことないのでは」と評価が下がって、応援する気持ちが切れてしまいます。

相手のほうが情報を握っていたから負けたのは仕方ない、という形なら能力への信頼は傷つきません。
それどころか「情報さえ揃えば勝てる」という次への期待にすら変わります。

もちろん、確認すれば分かることを怠った、のような単純なミスは情報の差では免罪されません。
敗北の理由は「その時点の主人公には知りようがなかったこと」に置いてください。

試してみてね。

外れ値もありますが、おおむね100〜1,000いいね、5,000〜50,000impほど。

ニッチなTipsなので万バズはしないものの、とにかくコンスタントに伸びます。

おかげさまで、フォロワーが1日に10人や20人増えることも日常になってきました。

(小説や漫画の宣伝も同じくらい伸びたらいいのに……)

なぜ僕の投稿が毎日伸びるのか。

理由はシンプルで、もう自分で言っちゃいますが、
「一般的に語られる創作論より一歩踏み込んだ実践知、気づきになるような視点を提供しているから」
だと思っています。

どのポストもブックマーク・共有回数がとても多いです。
つまり、「後で見返そう」「あの人に見せよう」と思ってもらえるようなポストになっているということ。

そして重要なのは、そんな投稿が毎日続いているということです。

ですが昔は僕も、何度も「毎日ポストするぞ!」と決意しては挫折していました。

ようやく無理なく続けられる、そして皆さんにも役立つ形を見つけられたなと思っています。

そこでこの記事では、
「なぜこのクオリティのポストを毎日投稿できているのか?」
その具体的な方法を明かします。

実際のところ、僕はこれらの投稿の準備に週1~2時間しかかけていません。

じゃあAIに丸投げ?
いいえ。やってみたらわかるけどロクなもん出てこないよ。

なら全部手書き?
実はそれも違います。

結論から言ってしまうと、これらの創作Tipsはすべて、

僕が主宰する創作コミュニティで実際にアマチュア作家さんに指導した内容を元に、AIをフル活用して作っています。

この記事は、AIを使って(ゴミではなく)クオリティの高いコンテンツを生み出すためのヒントに、
あるいは物語創作という領域でAIと付き合っていくためのヒントになるかもしれません。

それではいきましょう。

前提:創作コミュニティ「ライトノベル梁山泊」について

改めて、前提からお話しさせてください。

僕はラノベ作家の片沼ほとりと申します。

ラノベ作家として活動しつつ、新人賞を3つ受賞してデビューした経験を活かし、プロを目指す作家志望者の方への創作指導も行っています。

そんな僕の指導活動の中核にあるのが、創作コミュニティ「ライトノベル梁山泊」です。

設立からまだ1年ほどですが、早くも新人賞受賞者を輩出できました!

27作目で講談社ラノベ文庫新人賞——沖田ねてるさんに、4年の停滞期と3つの転機を聞く
公開日インタビュー7
27作目で講談社ラノベ文庫新人賞——沖田ねてるさんに、4年の停滞期と3つの転機を聞く

創作コミュニティ「ライトノベル梁山泊」のメンバー・沖田ねてるさんが、第22回講談社ラノベ文庫新人賞で佳作を受賞。執筆6年、27作目で受賞に至るまでの4年間の停滞期と、それを抜け出すきっかけになった3つの転機を伺いました。

この「ライトノベル梁山泊」では、およそ週1回のペースでオンラインイベントを開催しています。

例えば、メンバーから集まった1作200字以内のアイデアに僕が良し悪しをフィードバックしていく「アイデア検討会」。

既定のフォーマットで企画書を作ってもらい、それを元に僕と参加者で約2時間しっかり議論する「公開企画会議」。

10万文字の原稿を僕がすべて読み込み、時には3時間以上にわたって議論する「フル原稿フィードバック」。

などなど……。

これらは一例ですが、毎週なにかしらの形で、メンバーの創作が前に進むイベントを開いています。

こだわっているのは、メンバー自身のアイデアや作品に対して個別具体的な、実践的なフィードバックをすること。

本などで学べる一般論も大切ですが、難しいのはそれを自分の作品で実現させること。コミュニティではそこまでサポートしています。

我ながら「プロ作家を目指す上で、ここまで手厚い環境は他にないのでは?」「本気の人にはぜひ来てほしい!」と思っていたわけですが……。

そのために必要なのは集客。
プロアマ問わず作家がたくさんいるXでの投稿。

そうわかっていたのに全然動けなかったのは、クオリティと労力がどうしても両立しなかったからです。

効率を求めてAIにポストを丸投げしても、到底世に出せるものにはならない(Xではそんな投稿もたまに見かけますが)。

かといって0から毎日考え出すのはしんどすぎるし、そんな時間があるなら自分の執筆や、コミュニティメンバーと向き合う時間にしたい。

そう考え、まずは入り口はひっそりと置いておくだけにして、それでも僕を見つけて来てくれた人に全力で向き合うというスタンスを取っていました。

……が、つい最近になって潮目が変わり、AIの進化もあって、ようやくその両立が可能になりました。その結果が毎日投稿です。

前置きが長くなりましたが、お待たせしました。ここからが本番です。

たった週1時間の準備で、伸びる投稿を毎日作る全手順

それではいよいよ、僕がAIをフル活用して伸びるX投稿を作る全手順を公開していきます。

先述の通り、元となるのはこの梁山泊でのイベント。

イベントでの内容が投稿になるまでは、自動収集フェーズと投稿フェーズに分かれます。

自動収集フェーズ

まず整えているのが、梁山泊のイベントが終わり次第、それが綺麗な形で蓄積していく仕組みです。

いま、毎週の梁山泊のイベントが終わると、次のことが自動で起こります。

  1. イベントが終わった後、AIに「/イベント動画処理」というコマンドを送る(人間)
  2. AIが録画動画を文字起こしし、資料も踏まえて議事録を作成する(AI)
  3. 動画と議事録がメンバー専用の会員サイトにアップロードされる(AI)
  4. その議事録から、ポストの原石になる知見をストックする(AI)

ストックにあたっては、フォーマットを厳密に定めています。

以下は、冒頭に示したポストの元になったストックそのままです。(名前のみ伏せ字)

---
title: 主人公が失敗・敗北するのは「情報量の差」であって「能力の低さ」ではない、と書く
カテゴリ: 読者心理
出典: 20260727_第3回:〇〇(△△さん)
状態: 在庫
使用実績:
  X創作Tips: ["013"]
  HP記事:
  Podcast:
注意:
---

- 生の発言(匿名化済み): 主人公が敵に出し抜かれる展開で「主人公が間抜けに見えないか」という相談への回答。「それはやりようがあります。まあまあ、シンプルなミスとかやっちゃダメですよ、当然。犯人って、敵の方が情報量が多いんですよ。だから、主人公が失敗した、あるいは敵にはめられたのは情報量の差であり、主人公の能力の低さのせいではない、という書き方をしなきゃいけない、という話だと思います。ミステリー以外でもバトルとかでもそうなってます。バトルで主人公が負けるのは、主人公が弱いからではなくて、情報が足りなかった、みたいな」
- 一般化した主張: 主人公を失敗させる・負けさせる場面では、敗因を「主人公の能力不足」や「誰でも避けられる単純なミス」ではなく、「相手のほうが情報を多く握っていた」という情報量の非対称に置く。仕掛ける側(犯人・敵)は準備した側なので常に主人公より情報が多く、この構図は無理なく作れる。ミステリーに限らず、バトルでも同じ書き方が使える。
- 本質: 読者は主人公の能力に期待を預けて読んでいる。能力で負けると「この主人公は無能だ」と評価が下がり、応援する気持ちが切れる。情報で負けたのなら能力への信頼は損なわれず、「情報さえ揃えば勝てる」という次の展開への期待に変わる。
- 誤読リスク: 「情報不足のせいにすれば、主人公にどんな失敗をさせてもいい」と読まれうる → 読者から見て明らかな単純ミス(確認すれば分かること、誰でも気づくこと)は情報量の問題ではないので免罪されない。免責できるのは、その時点の主人公には知りようがなかった情報に限る。

(こう見ると読みづらいですが、AIだけが読むテキストなので問題なし)

ポイントは、僕の生の発言をそのまま残していることです。

要約だけを残すと、後からAIが解釈を間違える可能性が高まります。
「本質」と「誤読リスク」まで書かせているのも、ポストにしたときに読者へ誤って伝わるパターンを先回りして潰すためです。

もちろん最後は僕がチェックしますが(後述)、できる限り後の作業を楽にしたいところです。

週に1回開催しているイベントで、おおよそ3~10個の知見がストックできます。

アイデア検討会では、一度に複数のまったく違ったアイデアを扱うので、数が溜まりやすいです。

逆にフル原稿フィードバックでは、構成の知見、より踏み込んだ実践的な知見が見つかります。

投稿フェーズ

そして週に1回、僕はAIとこのストックを棚卸し、ポストを作成します。

自動収集フェーズさえしっかりしていれば、あとはもう簡単です。

  1. 僕がAIを開き、「/XTips」というコマンドを送る(人間)
  2. 過去一週間のポストの成績をAIがExcelシートに記録する(AI)
  3. ストックからバランス良く10個の知見を提示する(AI)
  4. その中から良さそうなものを7つ選ぶ(人間)
  5. 事前に作り込んだルールをもとに、本文の叩き台を書く(AI)
  6. 1本あたり5~10分かけて最終調整(人間)
  7. 調整前後の差をAIが学習し、次の精度を上げるために記録(AI)
  8. API経由で自動投稿を予約する(AI)

ここまでやっても叩き台で一発OKになることはほとんどなく、時には完全に筋違いなものを書いてきて、「解釈間違ってるから議事録を読み直してこい」と言って作り直させることもあります。

プログラミングや数学では圧倒的な実力を誇る最新AI(fable5など)でもこれなので、AIが物語創作を完全に理解するのはまだ遠そうですね……。

とはいえ、Xポストを作るのに一番大変なのは、何を書くべきかを決めること。

そこが最初からはっきりしていて、しかも僕にはイベントでそれを話した記憶もあるので、スラスラとポストを作成できます。

以上が、僕のたどり着いたAIをフル活用したポスト作成手順の全てです。

ここまでくれば、AIに作らせてなぜこのクオリティになるのか、理由ははっきりしています。

AIが発想しているのではなく、原料が実在の指導だからです。

実際のアマチュア作家さんのアイデアや原稿を前にしたアドバイスは、机上で考えた創作論とは具体性がまるで違います。

僕自身数年前までアマチュアだったので、「この視点はなかなか気づけないだろう」というポイントを狙ってアドバイスしていますし、メンバーの反応からは手応えも感じています。

こうした一歩踏み込んだ視点は、ゼロから絞り出そうとすると大変ですが、目の前に作品があるイベントの中なら自然と出てくるものです。

イベントで自然に出たものをAIが拾い、僕の型で下書きにして、最後に僕の目でジャッジする。この分業だから成立しているわけです。

絶対にネタ切れしない仕組み

そして、この鉱脈はまだ掘り始めたばかりです。

今のところ、AIに知見を抽出させたイベントは17回分で、そこから92件の知見が溜まっています。これだけで3ヶ月分です。

さらに僕は梁山泊を開始した一年前から全てのイベントを録画していたので、約50回分の録画があり、残り31回分はまだ手つかずのまま眠っています。

もちろん、イベント録画は週に1回のペースで増え続けていきます。軽く見積もっても一年は投稿が続くでしょう。

なお、この録画はもともと、イベントが当日だけで流れてしまわず、後から参加した人なども録画と議事録を見返せるように収録していました。

当時のAIの性能では、文字起こしから議事録を作るのが精一杯(出来もイマイチ)で、今のような自動化の仕組みは到底作れませんでした。

ただ、当時から将来AIが進化すればここまでできるだろうということは見越しており、それがようやく実現した形です。

本当だったら、この知見ストックをもとにブログなどで技術解説記事を書くまでやりたいんですが、ちょっとそこまでは今の最新AIを使っても大変ですね……。
今後のAIの進化に期待です。

まとめ&宣伝

以上、僕がXポストを作るための全手順でした。

めちゃめちゃ企業秘密ですがそれでも全公開したのは、絶対に誰も真似できないからです。そりゃそうだ。

いや~~、ここにたどり着くまで本当に長かった!

メンバーの作品に本気で向き合うほど知見が生まれ、それが無料のTipsになって誰かの創作を助け、それを見た人がまた梁山泊に入ってくれて、全員の学びが最大化される。

我ながら、美しいサイクルができあがったなあと嬉しく思っています。

もっと多くをAIに任せることもできるんだろうけど、やっぱり本業が作家なので、文章へのこだわりが強いです。
(この記事もほぼ全部手で書いてます)

これからも、質の高さで勝負する作家および発信者であり続けたいですね。

結局のところ、AIとの共同作業で作れるコンテンツは自分の実力を超えないので、できるところはAIフル活用で効率化しつつ、自分を高めることに集中していきます。

さて、ここまで読んでくださったあなたには宣伝させてください。

良質なポストを毎日投稿できるようにはなりましたが、とはいえXで出せるのはあくまで断片です。

1つのポストに書けるのは「その知見そのもの」までで、あなたの作品のどこにどう当てはめればいいのかまでは、どうしても書けません。

原則や鉄則は書けますが、たくさんある例外まではカバーできません。

繰り返しになりますが、創作で本当に難しいのは、学んだ一般論を自分の作品で実現させることです。

だから、自分の作品に対して個別具体的なアドバイスが欲しいという方は、ぜひ「ライトノベル梁山泊」に来てほしいです。

毎日ポストしているような深い創作アドバイスを、自分の作品で受けられます。こんな場所なかなかないよ!

とはいえ、いきなりコミュニティに飛び込むのはハードルが高いでしょうし、僕の指導があなたに合うかどうかも分からないと思います。

なので、まずは無料セミナー「プロ作家になるための作品設計ブートキャンプ」を観てみてください。

僕自身が新人賞を3つ受賞してデビューした経験、そしてコミュニティでたくさんの方に指導してきた経験から、プロレベルの物語を作るための最もクリティカルな技術を選び抜いて解説した、いわばエッセンシャル版です。

Xの投稿とは違い、体系的な理論としてまとまっています。

僕としてもコミュニティは密度の濃いものにしたいので、現在は「作品設計ブートキャンプ」を見てくださった方にのみ、「ライトノベル梁山泊」をご案内しています。

それでは、梁山泊でお会いできることを楽しみにしています!

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ライトノベル作家・創作指導者。現役ラノベ作家として活動しながら、ラノベ新人賞を3つ受賞した経験を活かし、アマチュア作家向けの講座やコミュニティを運営。教え子からはプロも輩出している。

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