新人賞を3つ同時に受賞しデビューしました
こんにちは、ライトノベル作家の片沼ほとりです。
僕は上に書いたとおり、新人賞をほぼ同時に、3つ受賞してデビューしました。
しかもその3作は、同じライトノベルではありますが、異なる形式の賞を、異なるジャンルで受賞したという、かなり珍しい状況です。
それぞれ素晴らしいイラストがつき、以下のように出版されています。

軍隊に所属する女戦士・アリシアは、他の軍人たちから差別的な扱いを受けていた。孤児出身にもかかわらず、軍でもトップレベルの魔力を持っていたからだ。 ある日の戦場で、上官の嫌がらせで単騎出陣を命じられたアリシアは、敵の待ち伏せにより危機に陥るが…
第12回 集英社ライトノベル新人賞IP小説部門#1 入選(冒頭20ページのみの原稿で審査される賞)
女性主人公ファンタジー作品。ダッシュエックス文庫(集英社)より2024年に出版。

堅物で嫌われ者な生徒会長の慧吾。スター俳優を両親に持ち、品行方正で人気者な後輩役員の千春。両片思いな二人はお互い、まさか相手が自分を好きだとは夢にも思っておらず、距離を縮められないでいた。 そんな二人はある日、縁結びの神社で一対の御守りを買…
第1回 ストレートエッジプロットコンテスト 入選(原稿なしのプロットのみで審査される賞)
現代ラブコメ作品。電撃文庫(KADOKAWA)より2024年に出版。コミカライズも電撃だいおうじ(同上)で連載。

ゲームによる決闘ですべてが決まる帝王学園。裏社会からやってきた最強の転校生・霧谷透。その銀髪ロシア人メイド・ソフィー、彼の幼馴染である学年最強のお嬢様・西園寺桃華。 ――エリート育成のため人知れず運営されていた学園は、それはもう見事なほどに…
第11回 オーバーラップ文庫大賞 銀賞(原稿一冊分で審査されるスタンダードな賞)
学園頭脳バトル作品。オーバーラップ文庫(オーバーラップ)より2025年に出版。コミカライズもコミックガルド(同上)で連載。
ザッと並べましたが、それぞれの賞は倍率で言うと100倍や300倍です。
これだけの賞を一度に受賞する例は、広いライトノベル業界、いや小説業界を見渡してもなかなかありません。
新人賞の獲り方という一点においては、作家の中でもトップレベルで熟知している自負があります。
今ではそんな経験を活かして、小説新人賞に特化した講座を開いたり、創作コミュニティを運営したりもしています。
そして先日の2026年4月22日には、僕の教え子から初の新人賞受賞者が生まれました!
結果発表を見たときは、自分のことのように嬉しかったです。
4年間で20作以上を書いてきたがほぼ一次落ち
→僕の理論を学んですぐに2次選考突破、最終選考進出が続き、2年足らずで受賞
と、僕の理論で劇的な変化を遂げてくださいました。
これからもコミュニティからどんどんプロが生まれていきそうで、本当に楽しみです!
……と、今では偉そうに創作を教えている僕ですが……。
最初は何も上手くいかない、0からのスタートでした
僕が作家を志したのは大学生2年生のとき。
コロナによって対面授業がなくなって暇になり、たまたまライトノベルを読んでみたところ、その面白さに衝撃を受けたのがきっかけです。
しかし、それまで読んだことのあるラノベは3シリーズだけ。
もちろん小説を書いた経験もありません。
真っ白なWordファイルに向かって書き始めた最初の作品は、2000字で手が止まって諦めました。
「最初から才能があった」というタイプではありません。
上に挙げた受賞作3つは、僕にとっての5,6,7作目。
逆に言えば、1~4作目は、どれもあえなく落選していたということになります。
しかし、そんなスタートだったからこそ。
僕は「どうやったらプロになれるのか」「受賞確率を上げるにはどうすればいいのか」だけを考え、行動し続けてきました。
たくさんの作品を読み、創作指南書を熟読し、オンライン小説講座を受け、有料創作コミュニティを掛け持ちし、プロ作家の講評サービスを受ける……。
ありとあらゆる手段を試してきました。
そんな試行錯誤を経て、まぐれではなく複数回、新人賞で結果を出せた今だからこそ、わかることがあります。
それは――。
新人賞を獲りやすい作品設計がある
小説の面白さに絶対的な正解はない。それは事実です。
ですが、「新人賞」という形式、「商業出版」という目的が定まれば、それに従ってセオリーが生まれます。
新人賞には編集者という審査員がいて、その先には編集会議があります。
審査員が「この作品のここが面白い」と言語化できること。
編集会議で「こういう読者に届く作品です」と説明して企画を通せること。
応募作が世に出るためには、そういった”受賞する理由”が必要です。
そしてこの”受賞する理由”は、感覚やセンスではなく、作品の設計によって生み出せます。
設計がしっかりできていれば、仮に作品の題材やキャラがその審査員に刺さらなかったとしても、「誰かが手を挙げるかもしれないから通そう」となり、審査を進みやすくなります。
これこそが、受賞確率を高めるアプローチです。
僕の3作同時受賞という結果は、もちろん運が味方した面もあります。
ですが、こうした作品設計がうまくハマったからこそ運を引き寄せられたのだと思っています。
このノウハウを、かつての僕のような、行き詰まっている人たちに届けたい。
そう思って、僕はこれまで何十人もの作家志望者に、プロになるための作品作りの方法を教えてきました。
その中で「ここが一番クリティカルだった」「この考え方を知らなかったら遠回りしていた」と最も多くの方に言っていただいた部分を、1本の無料セミナー動画にまとめました。
それが、「作品設計ブートキャンプ」です。
作品設計ブートキャンプでプロ基準の作品設計を学んで、自信を持って作品を作れるようになりましょう。

セミナーで学べること
新人賞を受賞できるかを決める、作品の最も重要な要素とは?
物語を構成する要素はたくさんありますが、どこが大事かを理解することが良い作品を作るための第一歩になります。
この要素を外してしまっては、「どれだけ頑張っても受賞できない……」ということになってしまいます。
逆にこの要素さえ良ければ、技術的にイマイチなところがあっても受賞することがあります。
作品を読むとき、審査員は何を考えているのか?
作家は「自分の書きたいもの」に集中しがちですが、評価されるためには、読み手のことを理解するのが欠かせません。
プロ作家にとっては読者ですし、新人賞に応募する作家にとっては、審査員である編集者ということになります。
読み手の気持ちを理解することで、求められる作品がわかります。
優れた作品を設計するための方程式とは?
このセミナーのメインディッシュです。
答えをチラ見せしてしまうと、キーワードは
「わかる」×「新しい」=「面白い」
テンプレートとオリジナリティを正しいバランスで掛け合わせることで、面白い作品の設計が完成します。
”受賞する理由”を言語化すると?
作品設計がうまくいけば、受賞する理由も言語化できます。
受賞する理由が言語化できれば、指針が明確になり、プロットや本文へと進んでいくときも迷わなくなります。
穴埋めするだけで受賞する理由を作れる文章のテンプレートもお伝えします。
以上が今回の無料セミナーで学べることです。
僕が新人賞を3つ受賞するまでの経験をもとに、プロ作家の視点を詰めこみました。
このセミナーを受け終わる頃には、見える世界が変わっているかもしれません。
感覚や才能に頼らない、実績に裏打ちされた、プロ作家になるための作品設計の技術を覗いてみませんか?

